【新規事業/取り組みアイデア】福祉用具業界×人工知能(自然言語処理)

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今日は、福祉用具業界×人工知能(自然言語処理)です。

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では以下今日のアイデアです。

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【市場整理】

まずは、市場整理から。

いつものように矢野経済研究所さんからのデータで、2020年度予測として2900億円となっており、緩やかな上昇の予測がされている。

尚、ここで言う福祉用具とは、在宅用介護ベッド、エアマット・体圧分散マット、車いす・電動車いす、歩行器・歩行車・シルバーカー、移動用リフト、特殊浴槽、入浴用品・排泄用品、大人用紙おむつ、失禁関連布製品等が対象とされている。

 

介護福祉用具用品市場規模推移と予測

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出所 :矢野経済研究所(2014)「介護福祉用具用品市場に関する調査結果 2014 」

http://www.yano.co.jp/press/pdf/1258.pdf

 

車いすや介護ベッドは、「購入」については介護保険サービスの対象になっておらず、「レンタル」の対象にはなっているということもあり、レンタルする方も多いようだ。

以下、厚労省の調査より、福祉用具貸与の請求内訳を示す。車イスと特殊寝台、付属品で7割以上となっている。

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出所 :厚生労働省老健局振興課(2010)「第5回「福祉用具における保険給付の在り方に関する検討会」資料」
http://www.mhlw.go.jp/stf2/shingi2/2r9852000000gs1g-att/2r9852000000gv5k.pdf

 

では生活者はどのようにして福祉用具をレンタルするのか?

市区町村にて要介護、要支援の認定を受けた後、居宅介護支援事業所の支援の元、

福祉用具貸与事業者を紹介され、その中で選択していく、という流れとなるようだ。

介護サービスを利用するまでの申請事務の流れ

出所 : http://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/kaigo/handbook/flow/

 

ご利用遷移図

出所 : http://www.francebed.co.jp/medical/guide/detail.html

 

 

では、多数の貸与事業者が紹介された中で、

生活者としてはどのような事業所に依頼をすればよいのか?

 

「福祉用具貸与 選び方」でググッてみると、以下のようなサイトは見られるものの、

分かりやすく第三者評価されているようなサイトがなく、

居宅介護支援事業所から紹介された福祉用具貸与事業者の何かしらの指標となるものが現状ではない、

ということが見て取れる。

 

http://ansinkaigo.jp/press/archives/3754

http://www.kitakyuusyuu-kaigosoudan.com/yougu.html

 

一方、もちろんレンタルだけでなく購入する用具もあるだろう。

購入する際もそもそもどのような用具があって、それぞれの評価はどうなっているのか、

ということが気になるところだが、

福祉医療機構が運営する、福祉・保健・医療の総合情報サイト「WAM NET」の用具を知りたい、

というコーナーは以下のような状態で、

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http://www.wam.go.jp/wamappl/wamnetmokuteki.nsf/vQA/43F69EA53E17295F49257DA3001D5CCE?Open

 

リンク先も以下のような優しくないUIとなっており、なかなか気軽に調べることは難しそうだ。

http://www.techno-aids.or.jp/TaisCodeSearch.php

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/yogu/index.html

 

もう少し調べてみると、1社福祉用具の口コミサイトがあったものの、明示的に運営事業者名の記載がなく、

プライバシーポリシーまで見ていかないと分からない状況で、透明性に欠ける状況。

https://care-goods.net/

 

上記を踏まえて、以下自然言語処理を用いたアイデアを考えてみた。

 

【ターゲット】

・要介護者、要支援者を家族に持ち、福祉用具の購入、レンタル先の選定を行う生活者

【対象企業】

・福祉用具販売・貸与業界と生活者をつなぐサービス企業

【アイデア内容】

・福祉情報総合口コミサイト+チャットボット

【ビジネス詳細】

・福祉用具貸与事業者や福祉用具の口コミを集めるため、まずはユーザー獲得を推進

・事業者一覧や用具の一覧はスクレイピングであらかじめ集めておく

・口コミと事業者や用具の情報を元に、チャットボットとしてユーザーに提供を始めレコメンドサービスを行う

・一定の口コミが溜まってきた段階で、口コミ情報をマイニングし、福祉用具企業向けに何をどう改良して欲しいか等、情報提供サービスとしてまずは収益を得る

・その後ユーザーが一定の段階に来た状態で、福祉用具貸与事業者向けに広告費用獲得の営業を行う

【効用/解決する課題】

・情報の非対称性(どこが良い事業者で何が良い用具なのか)の解消

【インプット】

・サイト内口コミデータ

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今日は以上です。

※30分~1時間程度での思考訓練のための記事ですので、厳密性にはこだわっていません。

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